前回は畳ラボハウスの廊下の様子をご紹介しました。


今回は、いよいよ各部屋の様子をご紹介していきます。

では、さっそく見ていきましょう。



●寝室


8.寝室「ダイケン和紙畳」銀白100A(銀白色) ヘリ付き


9.寝室に入ったところ


ここは人気の「ダイケン和紙畳」が使われています。

色は銀白100A(銀白色)、ヘリ付きです。

和紙の畳なので変色や色褪せはしにくく、年月を経ても新築の頃と同様の色合いを保ってくれます。


次はリビングを見てみましょう。



●リビング


10.リビング「ダイケン和紙清流」(灰桜色)石目調畳(ランダムな変形畳)


リビングにも「ダイケン和紙畳」が使われています。

色は灰桜色。


特徴的なのは、なんといってもその形状です。

「石目調畳」といって、大小さまざまのランダムな形の変形畳を敷き詰めてあります。

すべて同一色で製作していますが、畳の向きの違いによって色合いが変わります。

見る角度によってグラデーションのように見えたりするので、飽きのこない面白い畳の部屋にすることができます。



※複数の色を組み合わせることも可能です。

(参考)石目調畳を複数の色で製作した場合


さて、この石目調畳。

今回の趣旨とはずれるので詳細な説明は別の機会にゆずりますが、とにかく製作するのが非常に難しいんです。

高い技術力を持っている金井タタミ店だからこそ実現できる畳といえます。


ただし、製作の難しさと使い勝手の良さは、まったくの別問題。

いくら苦労して作っても、使いにくければ意味がありません。

だから、この畳ラボハウスで職人が実際に使ってみて、生活のしやすさを確かめているんです。


さて、話を戻して、次は仏間です。



●仏間(3帖)


11.仏間3帖 「国産 目積表(天然い草)」 ヘリ無し


仏間には、天然い草の畳を使っています。

※写真右側に写っている緑色の畳です。


仏間はやはり「和」の雰囲気を大切にしたいところ。

そういう場合は、やはり天然い草の畳が一番でしょう。



●トイレ、脱衣所など

次はトイレ、脱衣所ですが、それはまた次回ご紹介しようと思います。

「水場なのに畳を使って大丈夫なの?」

そんな疑問にもお答えしていきます。

ぜひ楽しみにしていてくださいね。




明治創業 金井タタミ店

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