お役立ち情報
畳のお手入れの仕方
畳の拭き掃除は、お部屋の風通しを良くし、雑巾を固く絞って余分な水分の量が吸収しないようにしてください。特に新しい畳はヌレ雑巾で拭く と畳が黒ずんだりしますので、必ず乾いた雑巾でカラ拭きしてください。
畳を上げる時は、畳床のウラ側と床板の同じ位置に(1畳毎に)記号をつけて上げ、敷く時も記号が合う様に敷いてください。ドライバー(3mm〜5mm)で縁と縁との合わせ目の角から10センチぐらいの所へ差して斜めにして畳を持ち上げてください。
最近の畳縁は、ほとんどが合成繊維系なので摩擦には非常に強く変色も少ないのですが、熱には弱いのでアイロンやタバコの火には十分注意してください。
畳は、真夏の季節はとても涼しく、厳寒の季節には部屋の保温力が強く一家団欒の暖かさを感じ、その感触は他の敷物では絶対に味わえません。また、摂氏15℃以上で湿度75% 以上になりますと、カビやダニが発生しやすくなりますので、通気・換気等に心掛けてください。専門の研究によりますとダニの発生率は、カーペット・布団より量が比較的少ないとの事ですが通気・換気に心掛けてください。